セメント瓦にメンテナンスは必要?

ユーコーコミュニティー伊勢原支店の井口です。
屋根の状況を定期的にチェックしているという人は少ないでしょう。
外壁のように気軽に確認することができないので、気づいたときには劣化が進んでしまっていたというケースも多いです。
屋根の部分は、紫外線や雨風などの影響を受けやすく知らず知らずのうちにダメージを受けています。
屋根の劣化は、雨漏りやカビの原因となるので、お家を長持ちさせるためにも定期的にメンテナンスを行うようにしましょう。
一般的に、瓦屋根はメンテナンスの必要が無いと考えている人が多いですが、瓦の種類によってはメンテナンスが必要なものもあります。
今回は、メンテナンスが必要となるセメント瓦の屋根塗装について紹介していきます。

屋根瓦の種類は?

瓦には陶器瓦・セメント瓦・コンクリート瓦の3種類があります。

・陶器瓦
陶器瓦は、日本古来の瓦で耐久性に優れておりメンテナンスの必要はありません。
耐用年数は、80~100年です。

・セメント瓦
セメント瓦は、陶器瓦のような丸みを帯びた形ではなく、平らで角ばった形をしていて、表面に塗装が施されているのが特徴です。
塗装の剥げなどがある場合には屋根塗装が必要となります。
耐用年数は、30~40年ほどで、このころになると塗装が剥げてきてボロボロになってしまいます。

・コンクリート瓦
コンクリート瓦は、セメント瓦に形状が良く似ています。
違いは、瓦の小口の部分がギザギザしているかどうかによって判断していきます。
地面からでは、セメント瓦かコンクリート瓦なのか判断できませんので、実際に屋根に上がって確認する必要があります。
コンクリート瓦も、セメント瓦同様に塗装によるメンテナンスが必要とまります。
コンクリート瓦の耐用年数は、20年です。

セメント瓦の劣化症状とは?

セメント瓦自体には防水効果がないので、あらかじめ防水塗装が施されています。
築年数の経過と共に表面の塗装は劣化していき、劣化部分から水をどんどん吸い込んでしまうので劣化症状を見つけたらすぐに対処することが重要です。
セメント瓦の劣化症状には、変色、色あせ・カビ、コケが生える・ひび割れ、欠落となっいます。

・変色、色あせ
セメント瓦の塗装が、変色したり色褪せていたら劣化の初期症状が出始めていると考えてください。
お家から少し離れた場所から屋根を見て、色がくすんでいたりしないかチェックしてみましょう。

・カビ、コケが生える
瓦の表面を見た時に、茶色っぽくなっている部分があったらそれはカビやコケが生えているのかもしれません。
コケは緑色と思っているかもしれませんが、乾燥している場合は茶色に見え、雨が降ると緑色になります。
塗装による防水機能が失われて水分を含みやすくなるとカビやコケの繁殖に敵した環境となってどんどん繁殖してしまい、その影響でセメント瓦は脆くなってしまうので注意が必要です。

・ひび割れ、欠落
年数が経つにつれて、ひび割れが発生してきます。
セメント瓦には、水分を含むと膨らんで乾くと縮むという性質があるので、これを繰り返すことで負荷がかかりひび割れてしまうのです。
ひび割れを放置すると、欠落に繋がってしまいケガをする危険もあるので、ひび割れを見つけたらすぐにメンテナンスを行いましょう。

セメント瓦の塗装を行う時期の目安は?

セメント瓦の耐用年数は、30~40年と言われていますが、表面の塗装の劣化は10年程度で始まってきます。
そのため、築後10年を目安に塗装を行いましょう。
セメント瓦は、厚みがあるので薄型スレート瓦よりも丈夫ですが、割れたりしてしまうと補修が大変なので、早めにメンテナンスを行うのがおすすめです。

現在、セメント瓦は国内製造元が少なくなっています。
薄型スレート瓦が開発されたことで、需要が少なくなったことが理由です。
薄型スレート瓦は費用も安くメンテナンスもしやすいというメリットがあり、現在ではこちらの方が主流となっています。

セメント瓦の塗装費用の相場は?

セメント瓦の塗装費用の相場は40万~70万円程度です。
屋根の塗装面積や使用する塗料の種類によって価格は違ってきます。
屋根だから足場は必要ないと思われがちですが、安全に作業を行うためには足場は必要なので省かないようにしてください。

おススメの塗料はある?

屋根塗装では、塗料選びも重要です。
セメント瓦は、使用する塗料によって見た目と仕上がりに差が出てきますので慎重に選ぶようにしましょう。

・適用下地をチェック
下塗りで使用する塗料が、セメント瓦に対応しているかチェックしましょう。
下塗り塗料は、塗装で使用する塗料と瓦を密着させる役割を持っていて、下塗りが不十分だと、後で塗料が剥げてしまうなどのトラブルにつながってしまいます。

・耐久性の長い塗料がおすすめ
せっかく塗装をするなら、耐久性の長い塗料を選ぶのがおすすめです。
少しコストが高くりますが、長期で見ると塗装回数を減らすことができるのでお得にまります。

・遮熱・断熱塗料は必要なし
屋根塗装や外壁塗装では、遮熱・断熱塗料が人気となっていますが、セメント瓦の場合では、その効果を実感しにくいのでおすすめしません。
屋根よりも、窓などに遮熱フィルムを張るなど工夫をする方が効果が感じられるでしょう。

 

セメント瓦は製造数が少ないので、ひび割れや欠落などの際の交換も難しくなりつつあります。
そのため、瓦を長持ちさせるためには屋根塗装を行うのが一番いいメンテナンス方法でもあります。
劣化を見つけたり塗装を検討しているならユーコーコミュニティー伊勢原支店などの専門業者に相談してみましょう。

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